更なる恐怖

道道から国道に出る途中、吹き溜まりにハマる。
助けを求めるも、人間の本性出るね。
「ハマる下手なのが悪いんだ」とか「自分がハマらないように気をつけるので精一杯だ」
で、誰も助けてくれない。
スコップ一つタイヤの犠牲にしてなんとか復帰・・・二駆はこういう時辛いわ。
脱出までに1時間。何度追い越そうとする車にひき殺されそうになったか。
一メートル前の車のテールライトが見えない。
手を伸ばすと指先はもう吹雪の向こう側で見えない。
この恐さわかるかな〜。
しかも夜だからもう車のライトはすぐ吹雪に吸い込まれ、
あるいは吹雪がスクリーンになって奥まで遠くまで光が射せない。
だから私が吹き溜まりの雪をかき出してる姿なんて見えるはずも無し。